夢とうつつの夕時雨

ぐらぐらな僕を素敵にしたい

20151016

僕は読んだもの、見たもの、聞いたものにひどく左右されてしまいます。例えば、とても優しい世界が延々と描かれた漫画を読めば、天使が乗り移ったように優しく、現実の人たちは全くそう思わないけれど、その漫画の全てのキャラクタが愛おしく思えてきます。また西尾維新の本を読んだ後には、頭の中でぐるぐると考えることが楽しくなったりします。左右されるが故、一つの作品を読んだ後に違うものを読もうとすると、なかなか読めません。

問題なのは、きっとこれが作品だけでなく、人間にも適用してしまうことです。意識してやめていますが、言葉遣いや仕草などがたちまち移ってくるのです。「マジィ?」や、「ヤバイ」など、本当はこういった言葉遣いをしている自分が醜くて仕方がないのですが、使うようになってしまいました。また、悪口を散々聞き、嫌になり、その悪口を言っている人に対して悪口を言ってしまい、もう最高に愚かしいです。やめます。

愛おしさを表現したいと思い勢いで書きましたが、いざ書くとなると否定ばかりになってしまいました。僕は遠くに行きたい。どこか、誰も僕を知らないところに、透明な雨粒として現れるのです。そして下に落ちるスピードを全身に感じ取り、広大な大地にピシャリと音を立てて四散するのです。それと同時に僕の意識もあちこちに飛び散って、僕は僕ではなくなるのです。安らかな生命、安らかな死。そんなもの、今は存在しませんけどね。

昨日初雪が降りました。降ったからなんだ。

そんなこんなで、僕は絵を書くとします。